エール事業本部
健康管理会社でシステム開発をはじめたきっかけ
ドクタートラストはシステム会社ではなく健康管理会社です。
創業初期は、産業医のご紹介や、保健師による健康診断結果の分析がメイン業務でした。
そんな中2015年にストレスチェックが施行され、ドクタートラストもサービス提供を開始。
ストレスチェックのシステムはベンダーさんに作っていただいたのですが、運用後しばらくすると、以下のような問題がにじみ出てくるようになりました。
・ ベンダーの開発方針と異なることが実現できない
・ 自分たちの望む技術が取り入れることができない
・ 見積もりなどが発生するため、スピード感を持ってシステムが具現化できない
さらに、ストレスチェック(心のチェック)に加えてフィジカルのチェック(身体のチェック)、具体的には健康診断データのシステム化など、さまざまな展望が出てきました。そこで、ストレスチェックのシステムも含めて健康全般を管理できるシステムを「内製しよう!!」と決意、2021年から本格的に健康管理アプリ「Ailes+(エールプラス)」の作成プロジェクトが開始しました。
健康管理アプリ「Ailes+(エールプラス)」
「Ailes+(エールプラス)」では、ストレスチェック機能(心)と身体のデータの連携・管理を実現させていきます。
さらに健康経営の手助けをする機能も付与します。
これにより企業さまが「Ailes+(エールプラス)」を導入するモチベーションを向上させ、健康管理の底上げ(ポピュレーションアプローチ)を目指します。
また、デジタル化を実現すれば、今までドクタートラストが培った統計・分析力をもとにさまざまなサービスの導入が可能になり、企業が目指している健康経営とドクタートラストのサービスがマッチしたビジネスモデルの確立が可能になります。
開発環境について
上記の「Ailes+(エールプラス)」のほか、そして社内の基幹系システムもインハウスで開発しています。
■Ailes+(エールプラス)
・モバイルアプリ:Dart
・サーバーサイド: Ruby
・フロントエンド: HTML, CSS, JavaScript, jQuery
・フレームワーク: Ruby on Rails, flutter
・DB/キャッシュ: MySQL,Redis
・CI/CD: capistrano, CodeBuild, CodeDeploy
・インフラ: AWS EC2, RDS, S3, ECS/Fargate, Lambda
・ログ管理・監視: CloudWatch Logs/insight
・その他: Docker, Git, SourceTree, Slack, Zoom
■基幹系システム
・サーバーサイド: PHP
・フロントエンド: HTML, CSS, JavaScript, jQuery
・DB/キャッシュ: MySQL
・インフラ: AWS EC2, RDS, S3
・ログ管理・監視: CloudWatch Logs/insight
・その他: Git, SourceTree, Slack, Zoom, WinSCP, FileZilla
成長できる環境が整っています
一言で「日々の業務をこなす」といっても、簡単なことではありません。
エンジニアの仕事は、流れ作業でパターン化されたものではなく、自分の判断に基づいて「技術力に基づいてコーディングに落とす」ということを行わなければならないためです。
システム開発部では、困っている人がいても周りがサポートできるように、毎日Zoomで定例会を開き、状況をシェアしています。
また毎月1on1ミーティングを開催し、エンジニアとしてのスキルアップのためのベクトルの確認や、現在のプロジェクトの方向性の確認はもちろん、「普段言いづらいけどずっと思っていたこと」を話せる場を設けています。
さらにはデザイナーもメンバーにいるので、UIも相談しながら作りこめる環境が整っています。